銀河英雄伝説@TAKARADUKA

28日からスカイステージの無料放送やってて、今日やっと観た。
ずっと見たいと思ってたんだけど、中々機会がなくて。
元々、銀英伝は高校時代、共通一次前に2巻まで読んでて、大学に入ってから全巻読んだんだよねー。
3巻以降は高校時代の親友に借りて。
偶々親友も田中芳樹ファンだったと解って、私はアルスラーン戦記ファンで銀英伝は2巻で中断してる状態だったのを知って貸してくれたw
貸す前に盛大にネタバレしてくれたから当時一番好きだったロイエンタールが何巻で死ぬかも教えてくれたけどね(# ゚Д゚)
そんな銀英伝が宝塚で舞台化と知って、『無理だろ、オイ』と思った^^;
田中芳樹って女性キャラ&恋愛を描くのが下手だからさぁ……ヒロインって不在の作品が多いんだよね。
精々創竜伝の茉莉ちゃんくらいじゃね?ヒロインと言えるのって。マヴァールも一応いるかな…程度。
銀英伝やアル戦はヒロイン不在作品だよねー。寧ろアル戦はアルスラーン君がヒロインじゃね。

小池先生は何を考えて銀英伝を宝塚でやろうと思ったんだろう@@
ラインハルトってぶっちゃけ人間的にはクズだし情緒未発達だし、ヅカのヒーロー向きじゃないよね、ビジュアル以外。
しかもヒルデガルドは確かにラインハルトの将来の妻ではあるけど、決してヒロインじゃないし。
2巻から出てきてはいるけど、キルヒアイスが死んだからこそ活躍の場が出てきたキャラだし。
キルヒアイスが存命なら、ヒルダはモブで終わるキャラだと思う。ラインハルトの私生活はアンネローゼとキルヒアイスで完結してるからねぇ。
まぁ、ヒルダは結局最後まで恋愛対象ではなくビジネスパートナーでしかなかったわけだし。
ラインハルトはずっと『フロイライン・マリーンドルフ』って呼んでて、結婚後は『カイザーリン』って呼んでて、作中で結婚直後だけ努力してヒルデガルドって呼んでたと記述があるくらいだしなぁ。
だから舞台ではおハル(そういえばずっとそう呼んでたなw)がヒルダって呼ぶのが違和感ありまくり^^;

舞台は2巻までだったけど、あれ、原作知らない人って楽しめたんだろうか。
宝塚の舞台としては楽しめたかもしれないけど、ストーリーは判らんとこだらけだったんじゃないかなぁ。
原作の面白いところは殆どスルーされてた感じだし。まぁ、戦闘に絡むところとか、政治とか戦略とか戦術とかそういうのが銀英伝の面白いところだから、ヅカ向きではないよねぇ^^;

ヅカの舞台としては楽しめたけど、あれは銀英伝じゃないなーと思ったw
2巻の一番熱いところはキルヒアイスの死にショックを受けて何もできなくなってるラインハルトの代わりにオーベルシュタイン主導でラインハルト麾下の将軍たちが宰相陣営をぶっ潰すとこだと思うし。
宝塚のヒーローらしく、汚いところや弱いところを排除した結果、銀英伝の人間ドラマも消えちゃってる感じ。
物語も『え、そこで切るの?』って感じだったし(-_-;)

最後のフィナーレ。
ヅカらしいフィナーレだけど、銀英伝のフィナーレじゃないなぁとも思った。

うん、宝塚はその作品がちゃんと宝塚に合うか&原作ファンが許容できる範囲の改変でヅカ化できるかを考えてほしい…。
戦国BASARAもまだ怖くて見れてないしなぁ。主人公幸村っぽいし、ヒロイン誰やねん。
幸い刀剣乱舞がヅカ化しそうにないのが救い。まぁ、とうらぶは女キャラいないからなー。
ヒロインオリキャラで作るなら審神者の立場になりそうだし、そうすると創作審神者と刀剣男士の恋愛に否定的なファンが切れそう(私とか(笑))

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