開始に至るまで
そのまとめサイトを見つけたのは、小金井だった。
チーム1のムードメーカーの彼は面白いことが大好きで、それはネット検索でも同様。面白そうなものを見つけるのは誠凛メンバーの中でも一番巧い。
そんな彼が『お馬鹿な高校生たちが馬鹿騒ぎ』するスレッドを集めたまとめサイトを発見したのだ。
そして、そこにはどう見ても自分たちがやったお遊びという名の真剣勝負の実況スレがあった。
早速彼は翌日の部活終了後、仲間たちにそのスレッド(正確にはまとめ)を見せた。
スレッド自体は楽しいものだった。自分たちが必死に走り回っている裏で、他校が何をやっていたかなど当然知りようもなかったのだから、秀徳や海常、桐皇のそれぞれの学校らしさに頷いたり、今吉の妖怪ぶりに驚いたり。
けれど、スレッドを最後まで読み終えた彼らは、そんなことどうでもいいと思わせるほどに驚いた。
「……黒子、最後のコレって……」
プルプルと震えながら降旗が呟く。
「間違いないですね、赤司君だと……」
黒子ははぁ、と溜息をつく。表情筋ニートだの無表情だのいわれていた彼だが、高校に入りトラウマが解消された今、それなりに表情は豊かになっている。
「やっぱり……」
一方の降旗のトラウマはまだ解消されてはいない。WCの決勝で対戦した結果、幾分緩和されたとはいえ、それは飽くまでもプレイヤーとしてコートに立ったときのこと。『仲間と共に戦う』という思いがあればこその緩和だ。コートを出れば赤司による火神傷害事件(届け出なかったからそうならなかっただけで、誰かが通報していたり火神が被害届けを出していれば立派な刑事事件だ)による心的外傷は大きい。
「GWか……」
はぁ、と溜息をついたのは伊月だ。関東のキセキ獲得校とは比較的良好な関係を築いていると思う。練習試合も積極的に組んでくれる。桐皇の主将である若松や海常の主将となった中村とは日向をはじめとして時折メールのやり取りもしたりする。今年度からキャプテンとなった彼らにしてみれば主将3年目の日向は頼りになる先達ということらしく、主将同士の相談ごとも持ち込まれたりするらしい。
「面倒なことになりそうだな」
その日向も何処かうんざりしたように吐き捨てる。
海常、秀徳、桐皇はまだいい。しかし、洛山は彼らにとって『面倒くさい学校』というイメージしかない。試合に負けるという経験をしても未だに中2病を患ったままの赤司を筆頭に洛山のメンバーは面倒くさくて鬱陶しい。
黒子との交流を赤司は復活させたようだが、それも頻繁なものではない。元々中学時代とてキセキたちは頻繁にメールをやり取りしたり一緒に遊んだりするような関係ではなかった。部活のレギュラー同士という程度の仲でしかない。だから、黒子の許に赤司から連絡があるといっても、WC後にあけおめメールが来たくらいだ。
中2病を患い、しかも親が金持ちである種の権力を持つ家の長男であるだけに、赤司は全て自分の思い通りに事が進むのを当然と思っている節がある。更にたちの悪いことに赤司自身が企画実行力に優れていることもあって、大抵のことはその通りに進むのだ。だから、このスレッド1000で提案された『GWの合同合宿』は既に規定路線となっているに違いない。
そして、それを証明するかのように、数日後、黒子を含む帝光中卒業生にメールが届いたのである。
元々赤司は6校合同の合宿を行いたいと考えていた。当然、各校の選手にはそのつもりで打診しようとした。しかし、如何に中2病のチート高校生とはいえ、所詮は扶養家族な未成年だ。権力を持っているのは父親であり、赤司征十郎自身はなんの権力もない一高校生に過ぎない。
つまり、『合宿』となればそれは学校行事の一環であり、合同合宿を一生徒が断行できるわけはないのだ。仮令理事長であろうとも6校合同合宿となれば当然それなりの根回しやら準備やらが要る。高校生が思いついたからといって実行できるものではない。
しかし、そこは赤司。学校行事となる『合同合宿』でなければいいのだと判断した。そして、『バスケ好きな友人が集まって遊ぶ』という形での宿泊会を計画したわけである。
これにはメタ的に利点もあった。つまり、時間軸的に在籍しているはずの原作には出てこない1年生、3年組に代わってレギュラー入りしたであろうモブを出さずに済むわけである。閑話休題。
というわけで、参加者は『WCでコートに立ったメンバー』ということになった。飽くまでも『バスケ好きの友人で集まる』という体裁を取ったため、赤司は同中の黒子・黄瀬・緑間・青峰・紫原に連絡をし、招待客のリストを添付し『このメンバーを誘え』と言外に命令したわけである。
赤司が中2病を発症したのは家庭環境によるところが多いが、個性派揃いだった自分たちをまとめる苦労がその発症のきっかけになったことを今では自覚している黒子ら5人はその赤司の要請を受け容れることにした。
それに、紫原とて春休みに4校合同合宿をやったと聞いて羨ましく思っていたのだ。『先輩たちと遊んだんだ、いいなー』と。
そこで、早速黒子たち5人はリストアップされた面々に連絡を取り(黒子は全員在校生だが、他の4人は卒業生もいるため)、色々言われながらも承諾を取り付けた。そして、このバスケ三昧のお泊り会が決行されるに至ったのである。
尤も、決まったからといって即決行ではなかった。どうせならたっぷりとバスケを楽しみたいから、と期日はゴールデンウィークに設定された。今年のGWは飛び石連休だ。大手企業などでは4月26日の土曜日から10連休なんてところもあるが、高校はそうではない。カレンダーどおりの休みとなり、連休は4月26・27日の土日、5月3・4・5日の3連休のみとなる。
そこで、3連休を利用して赤司の家が持つスポーツ宿泊施設を使って行われることになった。費用は食費だけという好条件で、しかもかなりお安い値段設定になっていることも助かった。全員部員でありしかも全員参加の誠凛ならば部費から出すことも出来るが、他の5校はそうもいかない。卒業生もいるし、現役部員で参加するのは5名に満たない人数なのだ。当然ながら私費での参加となるわけである。ともかくも、バスケ馬鹿の息子を持つ親たちも『まぁ、これくらいならいいか』と文句を言わずに出してくれる金額だったのだ。
赤司の行動は素早かった。5人からの承諾の返事が来るや、リコと桃井にすぐさま連絡し、ファルトレクのチーム分けとルール作りを要請した。赤司が何に重きを置いてこのお泊まり会を企画したのかが丸判りな依頼である。
因みにバスケに関しては折角これだけのメンバーが集まるのだから、ミニゲームを中心にして思い切り楽しもうということになっている。インターハイ予選を控えた時期だけに監督たちは貴重な連休が3日も潰れることを惜しんだが、それでもこれだけの逸材が集まり切磋琢磨できればモチベーションもアップするだろうと考え直すことにした。
そうして、なんだかんだと、着々とお泊まり会(メインはファルトレクという名のお遊び)計画は進行していったのである。
赤司からの連絡が来てからというもの、リコと桃井は頻繁に連絡を取り合い、ファルトレクのルールを決めていった。まずはチーム分けからだが、これによってルールが決定するといってもいい。ポジション別、学年別、身長別、阿弥陀クジ、様々な組み合わせを考えた。前回は学校別だったことから、そうすると前回不参加の陽泉・洛山に不利になることも有り得るとして、学校別は端から除外されていた。
そして、お泊まり会までまだ1ヶ月もある4月はじめにそのメールは参加者全員に送られた。チームが記されたそれ。それを見て『泥棒』側に設定されたメンバーは天を仰いだ。『警察』側が非常に厄介なメンバーばかりだったのだ。
今回のファルトレクは普通のケードロ(警察&泥棒)ではない。前回とて警察の代わりにFBI、泥棒ではなく盗賊団だったが、今回はより過激になっている。警察は警察だが『国際刑事警察機構』いわゆるインターポール(ICPO)になっているし、泥棒は『マフィア』設定だった。
ICPOに選別されたのはポジションPGと現役主将組。マフィアは他のメンバー全員。ICPO側11名、マフィア側26名という人数のアンバランスさはあるものの、メンバーがメンバーだ。マフィア側が天を仰ぎたくなったのも無理はない。
妖怪サトリこと今吉翔一、キャプテンシーの塊笠松幸男、チート高校生赤司征十郎、鷲の目伊月俊、鷹の目高尾和成、愉快犯福井健介といった曲者ポイントガード陣。日向順平・若松孝輔・氷室辰也・中村真也の主将陣。どれも食わせ者ばかりだ。唯一降旗光樹だけが和みポイントかもしれない。
一方のマフィアメンバーは誠凛から水戸部凛之助・木吉鉄平・小金井慎二・土田聡史・黒子テツヤ・火神大我・福田寛・河原浩一、海常から小堀浩志・森山由孝・早川充洋・黄瀬涼太、秀徳から大坪泰介・宮地清志・木村信介・緑間真太郎、桐皇から諏佐佳典・青峰大輝・桜井良、陽泉から岡村健一・劉偉・紫原敦、洛山から黛千尋・実渕玲央・葉山小太郎・根武谷永吉となり、どちらかといえば脳筋派が中心といえなくもない。元々頭脳派であるPG&主将を1チームに固めたわけだから、そうなるのも当然だったが。
1ヶ月も前にチームわけが知らされたのには理由がある。1つは事前にチームで色々と相談をするため。役割分担を2週間前までに決めて本部(リコと桃井)に知らせるようにとメールには記されていた。
そして、もう1つの理由は一緒に送られてきたルールによって明らかになった。
今回のマフィアは態々『シシリアンマフィア』と設定されている。シシリアンマフィアはイタリアのどんな組織にも内通者がいるといわれている。大企業はもとより、政府警察軍部何処にでもいる。バチカンの中にさえもいると言われているのがシシリアンマフィアだ。つまり、マフィア側は『ICPOメンバーを口説いて内通者にしていいんだよw』というわけである。勿論、ICPOが密偵を送り込む(正確には寝返らせて密偵にする)ことも可能だ。その準備のために、1ヶ月も前に簡易ルールとチームを知らせたということだった。
リコ&桃井からのメールを受け、早速動き出したのは入学までヒマなOB組だった。LINEでは一部ガラケー派の学生たちが使えないということで、スカイプでのグループを作った。幸い、どの家庭にも個人用もしくは家族用のパソコンがあって、スカイプ接続は容易だったのだ。
メールが来た翌日にはICPO・マフィア共に1回目の打ち合わせが行われていた。
~SIDE・マフィア(誰のセリフかはご自由にご想像ください)~
「今回はマフィアか」
「なら、ボスを決めないとな。勝利条件に『ボスが捕まっておらず生存していること』があるわけだし」
「マフィアっつーと、やっぱり『家○○師ヒッ○マンReborn』か…」
「なら、ボス守る守護者も決めようぜwww」
「なら、ボスのツナ役は黒子な!」
「主人公だしなー」
「メタ発言やめろwww」
「ほら、イクスバーナーとイグナイトってなんか撃つときの体勢似てるし」
「小金井先輩、撃つじゃありません、打つです……。それじゃボク過激な戦闘員みたいじゃないですか……」
「黒子は結構過激だと思う」
「ま、ボスの大空は黒子ってことで、後は雨、嵐、雲、晴れ、雷、霧の守護者か」
「属性はともかくとして、守護メンバー6人選ぶんなら、OB組で固めるか?」
「誠凛で固めるっつーのもあるな」
「あ、同じ属性持ちの黛、お前影武者とかどうだwww」
「無理。つーかイヤだ。てか、青峰お前、XANXUSやれ」
「マフィア内部抗争かよwww」
「生き残ってたほうが10代目継承だ」
「面白そうだけど、内部抗争やってて負けたら、基礎トレ10倍だからな」
「うん、内部抗争ネタはなしにしとこう」
「で、守護者どうするよ」
「頭脳と戦闘能力的に宮地と諏佐確定。髪型的に宮地が嵐で諏佐が雨かな」
「え、宮地は霧じゃね? 霧の守護者ってパイナポーじゃん。だったら宮地じゃね?」
「森山、うっせぇ。木村、軽トラ」
「免許とってリアルに運転できる今、それは冗談にならんからパイナップルで我慢しとけ」
「じゃあ、やっぱり宮地先輩は嵐で。口の悪いところも獄寺に似てますし」
「XANXUSのところの晴ってオカマだったから、晴は実渕でよくねー?」
「オカマって言うんじゃねーよ!!」
「後は雲と雷と霧か」
「霧って一番に思い浮かぶのは黒子と黛だな。黒子は大空だから、黛が霧じゃね?」
「てか、誠凛メンバー入ってないと黒子見失うんじゃね? 相棒の火神は入れといたほうがいいだろ」
「なら、火神は雷だなw 雲は自由人ってことで木吉な」
「遊撃部隊でヴァリアーも作ろうぜwww キセキ+巨人兵でいこう。ヴァリアーは雲いねぇから5人でいいか」
「あ、でも大坪は全体の指揮執れ。小堀はその補佐なー。ってことで、ヴァリアーは岡村、劉、紫原、緑間、青峰、黄瀬だな」
「……脳筋多すぎね?」
「いや、青峰と黄瀬の2人だけだろ」
「紫原と緑間、劉は脳筋じゃないけどフリーダムだよな……」
「岡村、頑張れ」
「ワシ、いつもそんな扱い!?」
~まとめ~
ボス:大空⇒黒子テツヤ
守護者:雨⇒諏佐佳典、嵐⇒宮地清志、晴⇒実渕玲央、雲⇒木吉鉄平、雷⇒火神大我、霧⇒黛千尋
ヴァリアー:大空⇒青峰大輝、雨⇒緑間真太郎、嵐⇒黄瀬涼太、晴⇒紫原敦、雷⇒岡村建一、霧⇒劉偉
司令官:大坪泰介
司令官補佐:木村信介、小堀浩志、森山由孝
「こんな感じか? あ、どうせなら、OB=隠居ってことで、司令官は9代目にしようぜ」
「残った2、3年メンバーは臨機応変に遊撃隊ってことか」
「だったら、ボクたちは諜報活動を行うCEDEF的な! スミマセン!」
「いいねーw じゃあ、髪型似てるから早川が門外顧問なーw」
「お(れ)?」
「門外顧問は結構重要だぞ。何しろ相手は現主将+PGだ。腹黒の集まりだからな」
「ああ、若松以外は腹黒だろ」
「日向主将は腹黒くなんてありません! 伊月先輩だって!!」
「あ、でもクラッチ入ったら結構ひゅーがは腹黒かもしれないよ」
「伊月もPGだからな、勝負にはシビアだと思うぞ」
「それに、周りがアレだからな……。厨2魔王の赤司、妖怪サトリの今吉、愉快犯福井」
「笠松もPGとしちゃ割と黒いよね」
「このメンバーだと、高尾って影薄くなるね」
「濃いメンバーばっかだな、主将+PGって」
「青峰にそれは言われたくないと思うのだよ」
「ミドちんにもねー」
「紫原っちにもでしょ」
「お前ら全員だよ」
ついでにノリと勢いで全員属性を決めることになったりして。
「ボスは問答無用で大空だな」
「ザンザスもボス候補だったから大空だろ」
~更にまとめ~
ボス:黒子テツヤ(10代目・大空)
副ボス:大坪泰介(9代目・大空)、青峰大輝(ヴァリアー・大空)、早川充洋(門外顧問・大空)
守護者:諏佐佳典(雨)、宮地清志(嵐)、実渕玲央(晴)、木吉鉄平(雲)、火神大我(雷)、黛千尋(霧)
ヴァリアー:緑間真太郎(雨)、黄瀬涼太(嵐)、紫原敦(晴)、岡村建一(雷)、劉偉(霧)
9代目守護者:木村信介(晴)、小堀浩志(雨)、森山由孝(嵐)、根武谷永吉(雷)、葉山小太郎(霧)、桜井良(雲)
門外顧問組織CEDEF:水戸部凛之助(雨)、小金井慎二(嵐)、土田聡史(雷)、福田寛(晴)、河原浩一(雲)
「ボンゴレ、みたいにファミリーの名前決めない?」
「いいねー」
「じゃあ、カルボナーラ」
「ペペロンチーノ」
「ミートソース」
「ナポリタン」
「パスタから離れろよwww」
「バニラシェイク一択です! ボスはボクです!! 異論は認めません」
「……随分可愛いマフィアなのだよ」
「弱そうっスね」
「まいう棒がいいしー」
「おっぱい」
「「「「「「「却下(です、なのだよ、っス)」」」」」」」」
この後ごたごたした結果、無難なところで『ダンク』と決まったらしい。
~SIDE:ICPO(誰の以下略)~
「今回も司令部はあるんやろ?」
「じゃあ、僕が」
「今吉、お前やれ」
「そうだなー。今吉が一番体力落ちてるしwww」
「しゃーないやろ、推薦組のお前らと違うて一般入試やってんから」
「伊月と高尾の鳥の目2人が斥候みたいなもんか」
「あっちは巨人多いからな、今回はバディじゃなくてトリオの方がいいか」
「んじゃ、特殊目持ちの伊月、高尾、赤司は分けて、伊月のところは丁度誠凛があと2人いるから、そのトリオでいいやろ」
「チームSは日向、伊月、降旗な」
「チームTは高尾と……どう分ける?」
「阿弥陀でよくね?」
「ナイス」
「あみだくじ~あみだくじ~」
「結果。チームT:高尾、笠松、中村。チームA:赤司、福井、氷室、若松」
「巧い具合にOB分かれたな」
「まぁ、誠凛以外はどう分かれてもカオスなメンバーだし、これでいいんじゃね」
「若松が苦労しそうな気ぃはするねんけどwww」
「マフィア側はどうなってるんだろうね? 一応、ボスが誰かは公表されるんだろう」
「ルール設定は公平を期すためにカントクと桃井が決めるってことだしなー」
「また実況スレとか建てるのかな」
「NPCとか?」
「楽しみだねー」
一見スルーされたかに見える赤司だが、先輩たちが先輩らしくあれこれ決めてくれるのが実はとっても嬉しかったらしい。やっぱり彼もまだ下級生、頼りになる先輩の存在は嬉しいものだったとか。
~まとめ~
司令部:今吉翔一
チームS:日向順平・伊月俊・降旗光樹
チームT:高尾和成・笠松幸男・中村真也
チームA:赤司征十郎・福井健介・氷室辰也・若松孝輔
各チームの詳細チームわけを見、更にマフィア側の『家○○師ヒッ○マンReborn』設定を見た本部は、ルール追加を行い、最終案を決定した。
そのルールは……
【第2弾】ICPOvsシシリアンマフィア【ファルトレク】ルール
基本的にはケードロ。但し、色々な遊び的要素を入れるために泥棒側をマフィアと設定したことから、ただの警察ではなく国際刑事警察機構(ICPO)となった。実際のICPOは捜査活動しないけど、そこは気にしない!
【チーム分け】
ICPO:現主将+ポイントガード(11人)
総司令官:今吉翔一
捜索班:笠松幸男、福井健介、日向順平、中村真也、若松孝輔、氷室辰也、伊月俊、降旗光樹、高尾和成、赤司征十郎
マフィア(ダンクファミリー):ICPO以外(26人)
※DK&DDのノリと勢いで某マフィアマンガに触発され、それに基づいて組織作りをしたため、以下のような構成
大空:黒子テツヤ(ボス)、青峰大輝、大坪泰介、早川充洋
雨:諏佐佳典、緑間真太郎、小堀浩志、水戸部凛之助
嵐:宮地清志、黄瀬涼太、森山由孝、小金井慎二
晴:実渕玲央、紫原敦、木村信介、福田寛
雲:木吉鉄平、桜井良、河原浩一
雷:火神大我、岡村健一、根武谷永吉、土田聡史
霧:黛千尋、劉偉、葉山小太郎
【勝敗条件】
■ICPO側
①全員逮捕
②ボス逮捕
③全員殺害
④《後日追加されたルール》ボス射殺+残りの大空のうち1人以上逮捕
⑤《後日追加されたルール》大空のうち2名がICPOに寝返っている
■マフィア側
①全員逃げ切り
②ボス逃げ切り
③ICPO全員殺害
④《後日追加されたルール》ボス射殺時は残り3人の大空が逃げ切り
⑤《後日追加されたルール》司令官がマフィア側に寝返っている
【逃走・追跡】
①逃走範囲は施設の敷地内。裏山をメイン会場とする。建物は本館管理棟・裏山の管理棟のみ使用。
②逃走時間は13時より17時の4時間。
③マフィア側拠点は山中のアジト。ICPO拠点は管理棟内モニタールーム。
④逃走・追跡時の負傷は以下の通りのペナルティつき
・頭部・胸部への被弾は死亡判定
・腹部への被弾、重火器による負傷は重傷判定のため、重り10Kgを装着。
・手足への被弾は重り5Kgを装着。
・負傷時はNPCにより重り装着されるまで時間停止。
・物陰からの狙撃、トラップによる負傷は攻撃側に時間停止はなし。
・《後日追加されたルール》(マフィア側特別ルール)晴属性がいる場合に限り、手当てキットがなくとも治療可能。
※NPC=各校の1年メンバー。重りを持って山中のいたるところに隠れる。本部からの指示で走り回って体力づくり。
【攻撃・武器】
・基本装備は拳銃(水鉄砲)
・本拠地内にある武器は全て使用可能。《後日追加されたルール》ただし、マフィア側は属性によって縛りがあり、刀剣は雨属性のみ、重火器は嵐・雷属性のみ、目潰しは霧属性のみが使用できる。
【本拠地】
・ICPO・マフィア共に互いの本拠地は地図上でのみ把握済み。
・ICPO本拠地:本館管理棟 マフィア本拠地:山間部管理棟。牢獄はそれぞれの地下1階。
・スタートは互いに本拠地から。
・つまり、最初からインカム、全ての武器使用可能。
・但し、ゲームスタートから10分以内にアジトを出なければならない。(《後日追加されたルール》例外:司令官・ボス以外の大空)
・マフィア側は同時に本拠地にいられる大空は2名まで。
・牢獄は内部から暗証番号(8桁固定)によって開錠、脱獄可能。開錠のたびに暗証番号変更。暗証番号は完全なランダムで意味はない。
【得失点】
■ICPO
・ゲーム終了時の逮捕者1人につき+20ポイント。(最大+520ポイント)
・内通者の特定 1人につき+10ポイント。(最大ポイント不明)
・内通者の逮捕 1人につき+10ポイント。(最大ポイント不明)
・内通者の殺害 1人につき-5ポイント。(最大ポイント不明)
・内通者のダブルスパイ化 1人につき+5ポイント。(最大ポイント不明)
・マフィアの殺害 1人につき-5ポイント。(最大-130ポイント)
・脱獄者 1回につき-10ポイント。(1回につき何人脱獄しても-10ポイント)
■マフィア
・ゲーム終了時の逃げ切り者1人につき+20ポイント。(最大+520ポイント)
・大空の逮捕 1回につき-10ポイント。(最大ポイント不明)
・内通者の特定 1人につき+10ポイント。(最大ポイント不明)
・内通者の監禁 1人につき+10ポイント。(最大ポイント不明)
・内通者の殺害 1人につき0ポイント。(最大0ポイント)※マフィアという特性上マイナスにはならない。
・内通者のダブルスパイ化 1人につき+5ポイント。(最大ポイント不明)
・ICPOの殺害 1人につき-10ポイント。(最大-110ポイント)
・脱獄 1回につき+10ポイント。(1回につき何人脱獄しても+10ポイント)
・大空(ボス以外)が一度も本拠地から出なかった場合1人につき-20ポイント。(最大-60ポイント)
ポイントは勝敗には関係ないが、最終的なポイントが-50を超えたチームには本部からの罰ゲーム。
【内通について】
・シシリアンマフィアゆえに、内通者がいるのが大前提。なにしろ、政府・警察・軍隊更にはバチカンにまで内通者がいるシシリアンマフィアですから。
・内通者はゲームスタート1週間前までに勧誘。ゲーム開始前に内通を相手に通達してもよし、ゲーム中に寝返るもよし。但し、ゲーム中に寝返る場合間に合わなくて射殺されても文句は言えない。逮捕後の寝返りは不可。
・事前に内通打診をしていない場合の寝返りは不可。内通打診は内通者側からでも組織側からでも可。
・各組織はゲームスタート前に本部(相田・桃井、各校監督)に内通打診人数・内通受諾人数を報告。誰が内通者であるかは通知の必要はなし。
こうして、赤司の「ボクも一緒に遊びたかったんだ!」という可愛らしい我がままから始まったお泊まり会の幕が上がったのだった。
コメント